3.5kWの太陽光発電システムで、一年間の売電量はいくらになりますか?
晴れた日もあれば曇りや雨・雪の日もありますから、単純にどれくらいの発電量かは言えませんが、計算方式の例は、3.5kW×1日の日照量(例えば8時間)で、発電量が割り出せますから、この場合は、28kWということになります。
しかしこの全量を売電するのではなく、家庭内で自動的に消費する電気の量を差し引いて、残った電気を売電しますから、例えば8kWを自家消費すると、28kW-8kW=20kW×売電単価(例えば35円)=700円が1日の売電料金になります。
ここで少し欲張った計算をしてみましょう。
それは日照時間のことで、普通には朝の8時から午後の15時の8時間を例に計算などをおこないますが、実は春から秋にかけては、朝の7時でも太陽光は照っていますし、午後も16時~17時に太陽光が照っています。
そうなると、上記の計算は、3.5kW×10時間で、35kWと、8時間計算より7kWも多くなります。
そうすると35kW-8kW=27kW×35円=945円が1日分の売電料金になり、これが25日だと、23,625円ですから、かなりの売電収入と言えます。
年間で平均して、それを割り引いても25万円ほどにはなるでしょう。