太陽光発電システムは、塩害地域には設置できないんですか？よく企業が海岸に設置しているニュースを見るんですが……。
太陽光発電の場合、塩害に関する規定があり、これは家庭用でも産業用でも同じです。
その内訳は、海岸線から500メートル、1キロメートル以内などになっています。
この場合、屋外に設置する太陽光パネルはもとより屋内にあるパワーコンディショナーにも配慮するようになっています。
また、塩害対策がなされた製品もあります。
ただしどのメーカーもそうではないので、海岸近くで太陽光発電を導入する際にはメーカーは限られるかもしれません。
ここで具体的なメーカー名をだすことは差し控えますが、中には100メートル以上海岸から離れていればOKと言う製品を製造しているメーカーもあります。
なお、塩害は太陽光発電電力使用するすべての機器類に注意が必要になりますから、太陽光パネルだけが塩害対策というわけにはいきません。
したがって海岸近くにあるメガソーラーなどは塩害対策がなされた太陽光パネル、パワーコンディショナーやその他の機器類を使用し、さらに点検も常時おこなっています。
なおどうして海岸近くにメガソーラーをつくるかと言う理由は、太陽光パネルを設置する土地代が安いことと太陽光を遮る遮蔽物がないからです。
ただし塩害対策は十分のうえにも十分になされています。
