太陽光発電システムのメリットのひとつは、停電時でも発電を行うことができるところです。

太陽光発電システムは災害などにより停電状態になると、自動的に系統連系運転を停止し、システムが発電状態だった場合、自動的に自立運転に切り替わります。

そして非常用電源として利用することができるようになります。

システムが発電中でなかった場合は、パワーコンディショナのスイッチを操作して自立運転に切り替えることができます。

自立運転に切り替えるスイッチはパワーコンディショナが室内用か室外用かによって場所が異なるため、あらかじめ確認しておいた方がよいでしょう。

太陽光発電システムの非常用電源は1,500Wが上限となっています。

そのため、どんな家電製品でも利用できるわけではありません。

エアコンやオーブンレンジは多くの電力を使用するため利用することができません、IHも同様です。

急に電源が落ちると機器に悪影響がでるパソコンなどについても利用を控えた方がよいでしょう。

家電製品の電力量は、家電製品に表記されていたり、マニュアルなどに記載されているため、こちらもあらかじめ災害にはどのような家電製品が利用できるのかを確認しておいた方がよいでしょう。

エコキュートについては、断水をしていない場合は、タンクの中にお湯が残っているとき、お湯の使用はできますが、断水した場合は、お湯を使用することはできません。