政府も後押ししている環境に良い太陽光発電の導入に対する補助金制度があると聞きましたが、どんなものですか?
太陽光発電システムを導入するためには、太陽光発電パネルを設置し、パワーコンディショナなどのそのほかの機器を合わせて大きな導入費用がかかります。
そのためシステムの普及を目的に経済産業省の補助で太陽光発電普及拡大センターが補助金制度を行っていましたが、太陽光発電システムの普及によってこの補助金制度は平成26年3月31日の受付をもって終了しています。
太陽光発電システムの普及により太陽光発電パネルの価格などは下がってきており、ひと昔前に比べて導入費用は小さくなっていますが、太陽光発電パネルは熱に強いタイプやあまり強くない太陽光でも発電を行うタイプのものなど、高い発電効率のパネルが開発されており、今後、パネルの価格がどうなるかはわからない状況です。
そして補助金制度についても現在は地方自治体などが行っており、補助金制度は普及が進んでいない地域や、普及を推進している地域など、その地方ごとに補助金の内容も異なります。
なお、住宅用太陽光発電システムでは余剰電力を電力会社に売って収入を得ることができますが、この売電価格は、太陽光発電システムの普及によって下がってきています。
そのため太陽光発電システムの導入費用を売電収入で償却することを考える場合は、これ以上売電価格が下がらないうちに導入を検討した方がよいかもしれません。