時代の流れは電力自由化かと思いますが、そんな時代でも太陽光発電の利用価値はありますか?
住宅用太陽光発電システムは太陽光発電パネルを屋根や庭などに設置し、パワーコンディショナなどのインバーターを使用して変換し、産み出した電力を住宅内で使用できるようにしています。
太陽光発電システムの導入費用はと、普及によって太陽光発電パネルの価格が下がったこともあり、ひと昔前に比べるとずいぶんと下がってきています。
しかし補助金や助成金をうまく利用しても100万円~300万円の費用がかかります。
導入費用は工事費込で1kWあたり41万円が目安で、設置容量が大きければそれだけ導入費用が大きくなりますし、太陽光発電パネルの設置にあたって住宅の補修工事を行ったりすれば、それだけ導入費用が大きくなります。
住宅用太陽光発電システムは、余剰電力を売電することができるため、住宅内で使用する電力料金の軽減だけでなく、売電収入によって導入費用の償却を考えることができます。
太陽光発電システムのメーカーのサイトの中には、設置容量や屋根の向き、地域などの条件を指定して発電量や売電収入などの見込みを算出することができるコンテンツを用意しているところがあります。
そのようなコンテンツを利用して、どのくらいの容量を設置すればよいのか参考にしてみてください。
太陽光発電システムは設置して1年後と4年後にメンテナンスを行うことがメーカーから推奨されており、実施する場合はメンテナンス費用がかかります。