今、すでに太陽熱温水器が屋根についています。
これを外さずに太陽光発電システムを設置できますか?
太陽光発電と太陽熱温水器を同時に設置するのは、屋根に十分なスペースがあれば可能です。
ただし、どっちつかずのスペースでしたら、太陽光発電一本がいいでしょう。
そのほうが売電での生産性があります。
また、太陽光発電と同時にオール電化にすれば、特に太陽熱温水器は必要ないでしょう、また、エコキュートと温水器を接続することはできません。
太陽熱温水器はただお湯を作るだけで、そのお湯は風呂やキッチンでの洗い物に使うしか用途がありません。
一方で、太陽光発電はと言いますと、家庭内の電気に使えるのはもちろんですが、そのうえに売電ができます。
この売電での収入を目当てに太陽光発電を導入されるユーザーの方が多いのです。
そして、その中の多くの方はついでにオール電化にしています。
その理由は単純明快で、電気代やガス代、冷暖房費のことを考えると、太陽光発電を導入した方がお得になるからです。
つまり太陽光発電には生産性があり、太陽熱温水器にはそのような生産性がないのです。
ですから先に述べたように、十分なスペースがあれば太陽熱温水器も悪くはありませんが、屋根面積が限定されている場合は太陽光発電野ほうを優先されるのがベターなのです。