パネルは角度をつけて設置するらしいのですが、最適な角度を知りたいです。
営業マンの勧めに、不安があったので、お聞きします。
住宅用太陽光発電システムでは、太陽光発電パネルを屋根の上に設置します。
住宅用太陽光発電システムでは、太陽光発電パネルに太陽の光をあてて発電を行いますから、しっかり発電を行うためには、パネルによく太陽の光が当たるように設置する必要があります。
屋根にパネルをどのように設置するのかによって日の当たり方が大きく異なります。
例えば屋根が東向きの場合、南向きに比べて日の当たり方は約85%になります。
西向きの場合85%、南東向きの場合約95%といったところです。
屋根が北向きになると、南向きのときに比べて日のあたる量は約66%になってしまいます。
そのため、屋根にパネルを設置する場合は、できるだけ南向きに設置することが大事です。
なお、太陽光発電パネルは熱に強くないことから、東側と西側の発電量は実際に異なってきます。
発電量には屋根の向きだけでなくパネルの設置角度も重要で、真南の方角から±45度以内に設置することようにします。
真南の方角から±45度以内の角度であれば出力は4%の出力ダウンで済みます。
太陽光発電パネルの設置は、専門の業者に依頼して行います。
パネルを設置する住宅では、どの角度、向きがベストなのか、そしてベストの位置で設置することが可能なのかどうかについては専門の業者に相談してみてください。