太陽光発電設備の施工について教えてください。
自宅の屋根は東南東向きの片流れで7kW前後のモジュールを乗せることができます。
60Aでの契約を予定していて、離れは南南西向きのほぼ片流れで3kW前後のモジュールを乗せることができます。
今回、モジュールを離れ側にまとめて設置できれば導入を検討していています。
家庭用の太陽光発電では、離れに別引込をすることはできません。
そのためには、家の所有者が別で、電灯の契約者も別でなければなりません。
母屋から離れに電力供給をするのは、問題はありません。
ただし、離れ分も含めて、60A契約になるでしょう。
なお、電力会社によっては75Aのブレーカーで,みなし6kVA契約もあります。
また、両方の屋根に太陽光パネルを設置しても、距離が10m程度なら大丈夫で、3.5sqケーブルなら、40mほどまでは大丈夫です。
したがって、このご質問のケースでは、新築住宅がRC造りに隣接しているようですから、ケーブルの距離の点ではまったく問題は無いと言えるでしょう。
電力会社のブレーカーもこれだけの容量があれば御の字と言えます。
強いて気をつける点があるとすれば、RC造りの母屋と新しく立てる木造の離れとの間のケーブルが切断されないようにすることぐらいでしょう。
今まではまったくの空間だったという感覚で、例えば必要が生じて細長い物をその隙間を通って運ぶような時に、頭上には太陽光発電のケーブルがあることを意識しなければなりません。
それを忘れていると、ついうっかり長尺物でケーブルを切断してしまう危険性があります。