10年以上も使用可能に製造されているとはいえ、太陽光パネルの性能は、年々、落ちますか?
住宅用太陽光発電システムは太陽光発電パネルに太陽の光を当てて電力を作り出します。
しかし、その電力はそのままでは使用することができません。
太陽光発電パネルで作られた電力は直流です。
しかし住宅内で使われている電力は100Vの交流のため、太陽光発電パネルで作られた電力は、パワーコンディショナによって交流に変換されてはじめて住宅内で使用できるようになっています。
太陽光発電パネルだけでは電力を作り出しても、その電力を使うことはできません。
電力を使うには、パワーコンディショナなどのインバーター等の機器が必要になるのです。
パワーコンディショナはそのほかにも太陽光発電システムで作りだした電力の管理を行っています。
太陽光発電パネルで作り出した電力は安定していません。
安定していない電力をそのまま利用すると家電製品なども電化製品に故障など悪影響を与えてしまいます。
そのため、パワーコンディショナは、電力を安定させる役割も持っています。
また住宅用太陽光発電システムは余剰電力を電力会社に売って収入を得ることができますが、パワーコンディショナは余剰電力ができたときに、電力を送電線に送り出す役割も行っています。
太陽光発電パネルは可動部分が少ないため、故障が少なく、メーカーも長期の保障を行っているところがあります。
しかし全く故障の心配がないわけではなく、定期的なメンテナンスなどは必要です。