太陽光発電に寿命なんてあるんですか?ずっと使えるイメージなのですが。
何にでも寿命はありますから、太陽光パネルも例外ではありません。
しかし、太陽光発電が実用化されてから、まだ半世紀ほどしか経過していないこともあり、正直なところ何年ということは実証されていません。
太陽光発電メーカーの基本的な保障期間は10年ですが、中には15年、20年、25年という長期保証を約束しているメーカーもあります。
ただし、これらの保証は、発電効率が○○%低下したら適用するというものであり、その時点で発電をしなくなるということではありません。
ちなみに以前灯台に設置された太陽光パネルで50年を経過しているのもあるとのことです。
このようなことから考えますと、寿命という言葉の解釈の仕方が関係してきます。
先述のように、太陽光パネルを見れば寿命は長く、いつまでという検証はなされていませんが、太陽光発電システムを構成するパワーコンディショナーは電気・電子製品ですから、テレビなどと同じように経年劣化は避けられません。
そこで多くの太陽光発電メーカーは一応10年という保証期限をつけています。
しかし、これは10年間の不具合に応じても無償保証であり、10年が経過したら寿命だと言うことではありません。
ですから、太陽光発電の寿命という観点から考える必要があると思いますし、パワーコンディショナーは寿命がくれば交換すれば問題なく発電は継続されます。