太陽光発電システムは故障したりしないんですか?あまり壊れた話を聞かないんですが。
太陽光発電の要である太陽光パネルは割れたりしない限り長期間にわたって電気を生産します。
20年で20%程度の劣化があるとされていますが、この程度なら劣化の点では問題になるようなことはありません。
ただし、屋内などに設置されるパワーコンディショナーはいわば電化製品ですから、ある意味では消耗品だと考えましょう。
例えばテレビや電気冷蔵庫、電気洗濯機とパワーコンディショナーは似たようなものなのです。
通常の場合、パワーコンディショナーに不具合が生じると部品の交換ではなく、新品と交換することになります。
またパワーモニターは無くても差支えが無い付属品のようなものですから、一応太陽光発電システムを構成する部分ではありますが、長期保証の対象にはなっていません。
このようなことから考えると、太陽光発電システムにトラブルがあったらどうなるかは、例えば太陽光パネルの表面が著しく汚れた場合は、出力の低下がみられますし、パワーコンディショナーが故障すると、システム全体が正常に作動しなくなります。
そうなると売電はできませんし、太陽光パネルからの電気を家庭内で使うこともできなくなります。
大きなトラブルは太陽光パネルとパワーコンディショナーの不具合ですから、これに配慮すれば太陽光発電システムはきちんと発電します。