業者から、太陽光発電をつけないかと言われています。
売電収入で儲かるから、ローンにして設置するべきだと。
2kW設置で、250万だそうです。
妥当でしょうか?
この場合、まず2kWと言う点が問題です。
2kWで1日に8時間発電したとすると、月に25日フル稼働する場合の発電量は、400kWhです。
ここから自家消費量の300kWhを差し引くと、売電できるのは最大でも100kWhで、売電単価が35円だと3500円ですが、これは実際には難しいでしょう。
また250万円だと1kWあたりの価格が125万円ですが、これはかなり高く通常の3倍以上なので価格的に再考の余地があると思います。
ここで和上ホールディングスの実績から参考例を示してみます。
まず太陽光発電システムの価格は 1kWあたり30万円~ですが、2kWはオススメでは無いので4kWにします。
そうすると120万円の投資金額になり、10年のソーラーローンだと月額1万円程度の返済です。
次に4kWの太陽光発電システムが稼ぎ出す売電料金は、4×8時間×25日間×12ヶ月での約7000kW分の23万円ほどになります。
では23万円の売電収入からローン代の12万円を差し引いて見ましょう。
11万円残りますね。
そこに太陽光発電が稼働している間は止まっている買電の電気代は1日に200円ほどになるので、200×25×12=6万円がプラスされて、トータルでは17万円ほどのお金が残ることになります。
やはり売電は積極的に行うことが収益につながるということになります。