アメリカで中国製太陽光発電パネルの破損事例が多いと店員に聞きましたが、中国製は良くないのでしょうか?また、廃棄の時の環境への影響についても知りたいです。
太陽光発電システムとなると、日本、ドイツ、カナダ、アメリカなどのメーカーが優等生で、これ以外で多くの声の最大公約数は、アジアでは台湾、韓国、中国の順になるようです。
もちろん国産でも当り外れが無いとは言い切れませんし、中国製でも良い製品はありますから、一概にこのような順列になるとは言い切れません。
ただし、パネルを含むパーツのメンテナンスを考えた場合、中国製が将来どうなるかは不透明です。
つまり修理用のパーツお調達能力がやや問題になりそうです。
また、廃棄時の問題では、パネルなどは無料で引き取る業者があるでしょうし、個々のパーツはリサイクルの価値があります。
その他のパーツは産業廃棄物の扱いになります。
架台はアルミや鉄ですから業者に引き取ってもらえますし、太陽光発電専門会社が引き取るケースもあるでしょう。
一番の問題は化合物系の太陽電池で、これは産業廃棄物の扱いになります。
なお、ここで誤解の無いように願いたいのは、このように言ったから、では中国製は良くないと言うのではないと言うことです。
ただし、一方で国産の製品が例えばNASAなど、海外でその耐久性に優れている点や、高変換効率や高出力の点で、高い評価を得ていることも申し上げておきます。