シャープの「ND-195CA」と「ND-193LN」は何が違うのですか。
合計額はあまり変わりませんが、どちらかを選択するポイントを知りたく、質問いたします。
太陽光発電パネルはメーカーや型によって性能が異なるため、条件に合うものを選ぶことがポイントです。
シャープのND-193LNは産業用太陽光発電システム用の太陽光発電パネルで、シャープ独自の品質確認基準に沿って作られているパネルで、屋上や屋根に設置するのに適しています。
産業用ということもあって、サイズは1,318×1,004×46mmと大きく、質量は17kgになります。
一方、ND-195CAもまたシャープ独自の品質確認基準に沿って作られているパネルで、サイズや質量など、2つの型の性能は大きな違いはありません。
僅かに差があるのは、モジュール変換率で、ND-193LNが14.5%、公称最大出力が192.5Wなのに対し、ND-195CAはモジュール変換率が14.7%、公称最大出力が195Wになっています。
大きな違いは外観で、ND-193LNはブラックフレームになっています。
モジュール変換率は効率的・効果的に発電しているかを示す数値のため、高ければ高いほどよいのですが、カタログに表記されている数値はパネルの温度が25度のときの数値です。
温度は実際の気候などによって変わりますから、カタログ通りの発電量が得られるとは限りません。
実際の状況次第ではカタログに表記されている発電量と大きく異なる場合があります。
そのためND-193LNとND-195CAのどちらを選んだ方が得とはいえず、外観などで判断してもよいかと思われます。