太陽光発電パネルは可動部分が少ないため、故障が少ないことがすでにデータで実証されており、メーカーによっては長期の保証を行っているところがあります。

しかしその他の機器については、太陽光発電パネルより故障の可能性があります。

太陽光発電システムでは、太陽光発電パネルに太陽の光をあてて電力を作り出し、それをパワーコンディショナと使って変換して住宅内で使用できるようにしています。

このパワーコンディショナなど、パネル以外の機器については、一般の電化製品と同様に故障する場合があります。

そのため、太陽光発電システムの導入についてはメンテナンス体制がどうなっているかも重要です。

住宅用太陽光発電システムは補助金をうまく利用すれば導入費用をおさえられるとはいえ、100万円以上はかかる大きな買い物です。

住宅用太陽光発電システムが余剰電力を電力会社に売電することができるため、導入費用を償却することを検討できますが、メンテナンス費用に大きな費用がかかってしまうと、償却が難しくなる可能性があります。

メンテナンスという点では外国のシステムより国内のメーカーを利用した方が便利といえます。

ただし、屋根や太陽光発電システムの定期点検など、メンテンスについては業者によるため、導入時にしっかり確認することが大事です。