オール電化住宅に住んでいるのですが、太陽光発電を勧められます。
3kWから5kWくらいが設置可能だそうです。
蓄電池も同時にすすめられています。
ローンを組んででも設置したほうがいいんでしょうか?
現在オール電化住宅とのことですから、太陽光発電の設置はまさにおすすめです。
設置する太陽光発電は5kWhが良いでしょう。
これを計算してみますと、5kWで朝の8時から夕方の4時まで発電すると、8時間で、40kWの電気量になります。
ここからIHなどの電気消費量を10kWとすると30kWの余剰電力が見込めます。
売電単価は35円ですから1日に約1000円になります。
1カ月に25日間太陽光発電が稼働するとしますと、2万5000円になります。
なお、この昼間の8時間は電力会社からの電気代(単価25円)はゼロ円ですから1日当り200円分の電気代が削減できます。
そうすると25日×200円で5000円の電気代が削減できます。
エコキュートなどは安い夜間電力で作動させますから、電気代はかなり安くなります。
そこへ2万5000円の売電収入ですから、そこから太陽光発電システムの購入費用が175万円としますと10年のソーラーローンでは毎月ついに1万5000円ほどですから、1万円ほどが手許に残ります。
8割としても8000円ですから、毎月の電気代はゼロ円になり、なおかついくらかはプラスになると思われます。
なお、蓄電池を設置するのはいいのですが、これに充電してそれを夜間に使うことは割が合いませんから、蓄電池は夜間の停電時に使う非常用電源と考えましょう。