オール電化にしている家は、太陽光発電も設置した方がいいんですか?災害時にはどうしたらいいですか?
オール電化住宅には太陽光発電が備えられていることが望ましいといえます。
それは少なくとも停電したのが日中であれば、パワーコンディショナーのモードを自立運転にすることで、住宅内の電気が最大1500Wまでは使えるからです。
1500Wは15アンペアのことで、IHクッキングヒーターを使用するところまでは無理かもしれませんが、それ以外のテレビなどは観ることができるでしょう。
またエコキュートの自動湯張りはできませんが、キッチンやシャワーは使用することができます。
ただし大きな災害などで水道が断水しているとこれは無理です。
なお、太陽光発電+オール電化住宅の場合、お勧めなのは、ある程度の規模に蓄電池を備えておくことです。
蓄電池には太陽光発電の電気で充電をしておいて、それを必要な時に使うようにします。
この場合は蓄電池自体の価格が高いので、それほど大容量のものを備えることは無理かもしれませんが、テレビや照明、携帯電話の充電などには十分間に合います。
備えあれば憂いなしと災害時用の非常食と水をストックするのと同時に蓄電池で電気をストックしておけば、かなり安心できるのではないでしょうか。
蓄電池の容量次第では炊飯器でご飯を炊くこともできますし、電気ポットでお湯を沸かすこともできるでしょう。