余った電力を売電したいですが、どれくらい売電できるものですか?少額ではメリットは感じられませんので、ぜひ、お聞きしたいです。
住宅用太陽光発電システムでは、発電した電力を住宅内で使用し、余った電力を売電することができるのが魅力です。
しかしながら、導入には大きな費用がかかります。
住宅用太陽光発電システムの場合、1kWあたり41万円が目安といわれており、住宅の状態や、使用する太陽光発電パネルのメーカー、型によってはそれ以上になってしまう場合もあります。
そのため導入費用を売電収入で償却することを考えたり、月々の電力料金を軽減することを目的として導入する場合は、設置容量や電力の使い方など検討した方がよいでしょう。
太陽光発電システムでは、屋根の上に太陽光発電パネルを設置しますが、屋根の向きによって発電量が大きく異なります。
屋根の向きが真南の場合の発電量を100としたとき、屋根の向きが東向きの場合は85、西向きの場合は85、北向きの場合、発電量は66にまでなってしまいます。
そのためパネルは大抵南向きに設置されます。
太陽光発電システムのメーカーの中には、設置容量や地域、屋根の向きなどを指定して、発電量や売電収入、軽減できる電力料金の見込みを算出できるシミュレーションサイトを用意しているところがあります。
そのサイトを利用して住宅用太陽光発電システムを導入したとき、どのくらいのメリットがあるのか確認してみてはどうでしょうか。