太陽光発電は、どのくらいの利益が出るんでしょうか?元は取れますか?
太陽光発電でいくら位の利益がでるかは、一概にはいくらとは言えません。
それは設置する太陽光発電システムの出力規模次第で利益が決まるからです。
太陽光発電は設置すれば必ず利益が出るとは限りません。
損をするようなことでは困りますが、損益分岐点をしっかりと把握して、それを上回る規模の太陽光発電を導入しましょう。
まずはこれが第一で、次に利益の順序になります。
例をあげますと、4kWhクラスの太陽光発電システムでは1日に32kWの発電をしますし、5kWhクラスの太陽光発電では1日に40kWの発電をします。
一方、家庭内で消費する電気量は太陽光発電システムとは関係なく、約10kWほどと考えられます。
そうすると、4kWhクラスでは22kW、5kWhクラスでは30kWの電気を単価35円で売電できます。
すなわち1日当りの売電料金は770~1050円です。
これが1カ月に25日とすると、1万9250円~2万6250円になります。
太陽光発電システムの購入費用は1kW当りを35万円では140万円~175万円で、10年のソーラーローンでは毎月1万2000円~1万5000円の返済になります。
ここからは単純計算で、1万9250円-1万2000円=7520円、2万6250円-1万5000円=1万1250円になります。
つまり7000円~1万1000円の売電利益になります。
ちなみに、7kWhや8kWhの太陽光発電システムであれば、利益は正比例して増える計算になります。