太陽光発電を設置して、ほんとうにお得なのですか?最近では近くの空き地にもいっぱい設置されてるみたいですが。
太陽光発電は表立って目立った動きは見えないかもしれませんが、着実に普及しています。
特に最近では一般の家庭用と並んで産業用太陽光発電と呼ばれる大型の太陽光発電施設が増えています。
これは売電収入を得るための太陽光発電事業と、大きな施設や公共的要素が濃い施設がエコと電気代の節減のために太陽光発電を導入するのに分かれています。
太陽光発電事業はピンからキリで、小さいものはミニソーラーと呼ばれる1,000kW未満の太陽光発電設備で、地方の空き地などを利用するケースが多く見られます。
単純計算でみると1,000kWh規模のミニソーラーでも、1日に2万円以上の売電収入が期待できるので、年間にすると600万円以上の売電収入になりますから、それに要した設備投資金は7年未満で回収できます。
そうするとあとの13年間は毎年600万円の粗利益が得られることになりますから、維持修繕費を差し引いても事業としては採算がとれるのです。
さらに最近普及し始めたソーラーシェアリングという方法を使えば、そこにプラスして畑で栽培する野菜などの収入が得られます。
地方の空き地に太陽光パネルが敷き詰められているのは、このように太陽光発電事業は長期間にわたって採算がとれるからです。