電力自由化が迫っていますが、太陽光発電はまだ普及していくんでしょうか?電力会社の電気が安くなっていくなら、自家発電は割高になって、メリットがなくなるんじゃないですか?
今は太陽光発電での余った電気を売る売電制度があり、売電価格は年々低下傾向がありますが、当分の間はこの制度は続くと考えられます。
しかし、一番安いのは太陽光発電の電気を自家消費することでしょう。
太陽光発電システムの投資金額を回収した後の電気代はタダになります。
ここで特に申し上げたいことは、太陽光発電システムの購入費用を返済し終わったあとのことです。
現行の売電制度では一旦決められた売電単価は向こう10年間は継続します。
ここが重要な点で、つまり、投資資金を早く回収すれば、その後は売電量がまるまるそっくり利益収入になるのです。
ただし太陽光発電での電気だけでは夜が過ごせませんから、その分の電気代は支払うことになります。
しかし、売電量がそれを上回れば電気代全体では買電はタダになるわけです。
したがってミソはできる限り早期に投資金を回収することで、そのためにはお金があればソーラーローンの返済に充てることをオススメします。
例えば10年かかるのを7年で完済すれば後の3年間は大きな売電効果が得られることになります。
なお、売電の状況次第では在りますが、利用状況によっては7年でのローン完済は決して夢物語ではありません。