太陽光発電も風力発電も火力発電のように二酸化炭素を排出したり、原子力発電のように事故のときに放射能を周囲に排出しないクリーンなエネルギーです。

何よりも太陽の光や風といった自然の力を基にして発電を行うため、燃料費がかからず、地球にやさしいエネルギーといっていいでしょう。

その太陽光発電は10kW未満を住宅用、10kW以上を産業用として区別され、住宅用太陽光発電システムでは余剰電力を、産業用太陽光発電システムでは作り出した電力を電力会社に売電することができるところが一番のメリットでしょう。

ただし導入には住宅用の場合は1kWあたり41万円、産業用の場合、20万円後半から30万円後半の大きな費用が発生します。

風力発電はウインドパークなどで一基当たり300kWという大容量の発電システムが設置されて、大きな電力を発電していますが、設備費に大きな費用がかかることと、低周波の公害を発生させるところが問題になっています。

風力発電にも20kW未満の小型風力発電システムがあり、土地を持っている場合、個人での導入を検討することができます。

ただし、風力発電は太陽光発電システムほどに普及が進んでいないため、簡単に導入して売電することができません。

風力発電で売電をする場合は売電事業として売電することしかできないため、認定をうけた系統連系できる風力発電でなくてはなりません。