太陽光発電システムの導入には大きな費用がかかりますが、その費用に見合う収入が得られるかどうかは、どのくらいの発電量が見込めるのか、住宅でどのくらいの電力を使用し、どのくらいの余剰電力ができるのかといった状況によって大きく異なります。

太陽光発電システムは太陽の光によって発電をするため、日照時間は発電量に大きく関わるところです。

また太陽光発電パネルは数社のメーカーが製造していますが、メーカーや型によって性能が異なります。

そのためどのメーカーのパネルをどのくらい設置しているかによっても発電量が異なってきます。

設置容量10kW未満の住宅用太陽光発電システムの場合、電力会社に販売できるのは、余剰電力になります。

太陽光発電システムで電力を作り出し、それを住宅の中で使って、余った電力を売ることができるため、節電を心がけることによっても余剰電力大きくすることが可能です。

発電量は設置容量×日照時間によって求めることができるため、計算してみましょう。

ただし、太陽光発電システムでは、パネルに影が落ちていたり、気温などによってエネルギー損失があるため、それも発電量の計算にはそれも考慮する必要があります。

発電量が求められたら、そこに電力の価格をかければ、収入が求められますから、導入費用を何年で償却できるのか確認することができます。

なお、太陽光発電システムの専門業者の中には、発電量などを相談ができるところがあるため、自分で計算するだけでなく業者に相談をしてみてください。