太陽光発電を導入する際にはこの種の販売方法、つまり値引き販売方法には十分な注意が必要です。

太陽光発電システムの価格はまちまちですが、元をたどればどうしても必要になる原価とそれに上乗せをする利益のふたつしかありません。

また原価は定価とバルクがあります。

良心的な太陽光発電の販売施工会社だと、まず原価を安くするために先行投資でバルクでの仕入れをします。

さらに上乗せする自社利益も企業努力で最小限に止めます。

したがって安い価格で高品質の製品を販売することができます。

一方で、製品を定価並みの価格で仕入れて、そこに利益分を多く上乗せすると高い価格になりますが、そこから利益分を少なくするのが値引き商法で、この場合は当初に上乗せする利益分がボッタクリなのですから、それを低くしても十分な儲けがあるのです。

そこでこのような440万円が190万円という割引きになるのです。

そうなると、この190万円でも信用することはできません。

ちなみに太陽光パネル代が300万円は出力がどの程度かが不明ですが、今は1kW当りで施工費込みでも35万円前後が相場になっています。

と言うことは190万円なら5kW程度の太陽光発電システムですが、おそらくこのケースではそれ以下のタイプだと思われます。