新築に際して、その住宅をオール電にして太陽光発電システムを導入し、ついでに蓄電池も導入するのはおすすめのプランです。

ただし、太陽光発電の電気を蓄電池に貯めるところまでは良いのですが、その蓄電池の電気を1日の電気として賄うことが可能かと言う点では、無理があります。

それはそのためには極めて大規模な蓄電池と言うよりも蓄電設備が必要になるからです。

1日に消費する電気は8kWは必要ですから、それを賄う蓄電池となると800万円以上の品物になるでしょう。

しかも置き場所はむしろ設備で、場所をとりますし、それに充電するためにはかなりの電気量が必要になります。

そうでない場合は1500W規模の蓄電池を各部屋に備え付けることになりますが、部屋数分の蓄電池が必要になるので、やはり総額は○○百万円になるでしょう。

ちなみにこのタイプの蓄電池はリチウムイオン電池にすべきだと思いますが、NaS電池でも可能かもしれません。

いずれにしてもこのようにシステム全体が高価になりますから、一応蓄電池を備えるにしても、中規模程度のもので我慢するほうが良いのではないかと思います。

ちなみにオール電化にして太陽光発電を導入されるとのことですから、ここでオール電化についての説明は不要だと思います。

このご質問者はオール電化＋太陽光発電＋蓄電池が良いことを十分にご存知のようです。