手ごろな値段の土地があったので、アパートを建てようと思っています。
知人から太陽光発電を設置する方がいいと言われましたが、アパート経営より儲かるなんてことあるんですか？
土地を購入してアパート経営を考えているが、それよりもその土地に太陽光発電を設置して売電するほうが利益が出るのかということですね。
太陽光発電を設置する場合には、まずはその場所に陽が良く当たることが必要です。
できれば朝から夕方まで太陽光がある場所が太陽光発電には望ましいと言えます。
次にスペースですが、多分ある程度部屋数がある物件を想定されているかと思います。
そこで、一案として考えられるのは、アパートを建築して、その屋根に10kWクラスの太陽光発電を設置することです。
売電は当然全量固定価格買取になります。
アパートの建築費は専門外なのでいくらになるかは分かりませんが、例えば10kWの太陽光発電システムの価格は、施工費その他をコミコミで、約350~400万円を見込めば良いでしょう。
この規模で、売電収入は概算すると10kW×8時間×25日で、1カ月に2000kWになるので、単価を27円とすると54,000＋税となります。
つまりほぼ1部屋の家賃代に近くの収入になります。
なお、太陽光発電の維持費は普通では10年に一度パワーコンディショナーを取り替えることで済みますから、この方法が一番良いのではないでしょうか。
ちなみに400万円はソーラーローン15年などにすれば毎月の返済額はそれほど多額にはならないでしょう。
