祖父が業者に半ば強引に契約させられました。
クーリングオフの期限はもう過ぎているそうです。
解約はできませんか?また、補助金申請に費用が掛かったとのことでさらに違約金を上乗せされています。
どうしたらいいんでしょうか。
いわゆる消費者センター、国民生活センターにまずご相談をされることをおすすめします。
クーリングオフの期限を過ぎているからどうしようもないとは限りませんので泣き寝入りをしないという気持ちをまずはお持ちください。
なお、その場合は業者がクーリングオフについて契約時にきちんと相手がそれを理解したと確信した根拠なども必要になります。
つまり、いくら業者がクーリングオフについて説明をしたと言っても、その証拠があるのかどうかも話を進めてみないと分からない部分もあるかと思います。
なぜクーリングオフの話題を持ち出したかと申しますと、高齢者を相手に太陽光発電の話を持ちかけたということから察するに、これは訪問販売だと思われるからです。
何かとトラブルの多い太陽光発電の訪問販売には耳を貸さないことと、印鑑を押さないことが肝要です。
さらに補助金申請に要した費用という言い回しもよく見受けられますが、これはウソです。
実際の補助金申請に費用はほとんどかかりません。
その申請書を見せてくれと言ってみましょう。
そうすれば業者の顔色が変わるでしょう。
それは補助金申請をしていないからです。
申請は太陽光発電の設置者本人しか申請することはできません。
書類の記入方法などは業者がアドバイスをしても構いませんが、申請は業者が代行することはできない仕組みになっています。
この件は、まず消費者センターなど公的な機関にいち早く相談することから始めてみてください。