太陽光発電の単位にkWとkWhがあると思ますが、どう違うのですか?
「電力(W)」は,電気が1秒間に作用する仕事量を表します。
1W(ワット)の電力を1時間使った時の電力量が1Wh(ワットアワー)です。
また、1000Wを 1kW(キロワット)、1000Whを1kWh(キロワットアワー)と表記します。
例えば、発電電力が3kWの状態が5時間続いた場合、その発電電力量は 15kWhとなります。
ここで勘違いをしそうなのが1秒間と1時間という時間軸で、この間には60秒の1分という観念が無いことに留意しましょう。
つまり1mW(ミニッツ)という単位はないのです。
ですから、強いて30分ではどうなるのかとなりますと1kWhは0.5kWhになります。
ここがやや問題で、この0.5kWhは500ミリワットとも解釈をすることができます。
例えば1.5kWは1500Wであり、1kWの太陽光パネルが30分で発電する量も1500Wなのです。
何だか数字遊びのようでもありますが、通常は1時間を最小単位とすると考えるようにしましょう。
つまり、0.5kWhのように考えれば、ややこしいことはないでしょう。
ちなみに、売電での最小単位は1kWで、0.5kWはカウントされません。
つまり売電は現在1kW=33~35円であり、0.5kW=17.5円などと言う計算はありません。