パワコンを選ぶとき、容量はどうすればいいですか?少ない方が安いので安くしたいですが、多くした方が安定するそうです。
4kWのシステムには4kW以上のパワコンを付けるべきなのか、それ以下でかまわないのか……。
基本的に太陽光パネルの発電容量以上のパワーコンディショナ―が必要になります。
ですから、多少容量に余裕があるほうが良いと言えます。
なお、パワーコンディショナ―が制御できる容量以上の電気を送ると、発電が停止してしまいます。
したがってこの場合は、4kWのパワーコンディショナ―が適していると言えます。
ここで少し、補足をいたします。
パワーコンディショナーの容量以上の量(電流)の電気が太陽光パネルから送られると、パワーコンディショナーの内部にあるインバータ(直流を交流に置き換える=変換する回路)が、その量を消化しきれなくなるからです。
つまり、もうこれ以上は受け付けられないという拒絶反応を起こすのです。
ベストは太陽光パネルからの直流の量に見合った処理能力を持つパワーコンディショナ―(インバータ)と言えます。
しかし、時には太陽光パネルの勢いが強いと公称電力以上の電気を発電したりしますから、できればパワーコンディショナの容量は太陽光パネルの電気以上に巾を持たせるのが通例です。
なお、パワーコンディショナーはある一定の余裕を持っていますから、よほどのことが無い限り、パワーコンディショナ―の容量不足で発電が停止するようなことは無いと考えられます。