設置容量、公称最大出力の違いがあるのは分かるのですが、パワーコンディショナーをの選定について詳しく教えてください。
パワーコンディショナを選定する場合は、太陽光発電パネルの設置容量にあったものを選ぶ必要があります。
それは日照時間が長く良く晴れた日など、太陽光発電システムの発電量が大きくなったとき、それを制御するパワーコンディショナがパワー不足だと、せっかく発電した電力の損失が発生してしまうからです。
太陽光発電パネルには公称最大出力がありますが、この最大出力にあわせたパワーコンディショナを選ぶことがベストといえるでしょう。
パワーコンディショナは3.5kW~5.5kWまで0.5kWごとに商品が用意されていますから4.2kWの太陽光発電パネルを設置する場合は、4.5kWのパワーコンディショナを選択します。
なお、パワーコンディショナは容量によって価格がアップします。
そのため大き目の方がよいだろうというのではなく、太陽光発電パネルにあわせて適当な容量のものを選んだ方がよいでしょう。
カタログなどに表記されている太陽光発電パネルの発電量は、パネルの温度が25度のときの発電量です。
そのため実際の発電量はカタログの通りにはならない場合があります。
その点でも大き目の容量のパワーコンディショナを用意する必要はなく、太陽光発電パネルの最大出力に併せて選ぶのが適当です。