頻繁に電力抑制がかかっているのですが、パワコンの設定値を変えられないんですか?
太陽光発電を設置する際には、電力会社から指定された電圧値がパワーコンディショナーに設定されています。
このパワーコンディショナーの設定電圧よりも住宅に送電されている電圧が高い場合は、余剰電力が逆潮できなくなりいわゆる電力抑制がかかってしまいます。
抑制時間の確認は、設置者でもできますから、数日間確認して、毎日のように抑制時間がある場合は、設置した会社に連絡をしましょう。
太陽光発電を設置した会社はその旨を電力会社に知らせて、パワーコンディショナーの電圧設定値107Vなどを108Vまで上げてもよいと許可をとって、電圧設定変更をおこないます。
そうすれば電力抑制は発生しなくなるでしょう。
そうではなく、電力会社が供給する電圧を少し下げてくれればいいのですが、それは無理なようです。
また、住宅周辺での電気の使用量が少ない場合、電力会社からの送電電圧は高くなり、逆に周辺を含めて電気の需要が増えると電力会社からの電圧は、場合によっては100V以下に低下することもあり、そのような時には売電での電圧抑制は発生しません。
まとめると、頻繁に電圧抑制がかかるようであれば設置した会社を通じてパワーコンディショナーの設定を変更することで、この問題は解決できます。