業者は儲かる儲かるっていうけど、結局本当に元が取れるんですか?何年位で?大げさすぎて騙されている気分になります。
太陽光発電で元をとるために要する期間は太陽光発電システムの容量が大いに関係してくると考えましょう。
元をとるために必要なのは売電収入ですから、売電収入が多いほうが有利です。
ところがそのためには発電容量が大きい太陽光発電システムの価格は高くなりますから、この兼ね合いが大切になります。
そこで試算をしてみますと以下のようになります。
なお、このための条件には太陽光発電補助金は含みません。
また、条件は太陽光発電システムが1日に8時間稼働すること、晴の日が月に25日あること、季節は考慮しないこと、自家消費電力が1日に8kWなどです。
さて例えば4kWhでは、4kW×8時間=32kW-8kW=24kW×35円(売電単価)=840円×25日=21,000円になります。
一方で購入費を1 kWあたり35万円として、これを10年のソーラーローンにすると、35万円×4kW=140万円÷12カ月÷10年では、11,700円(金利は含まず)です。
この段階で21,000円-11,700円ですから、9,300円が浮きます。
これはローン返済にあてましょう。
そうすると10年も待たないでローンは完済できることになります。
これを5kWhに当てはめればローン返済に回せる金額が増えることが分かると思います。
試しに3kWhや6kWhも計算してみましょう。
そうすればどれくらいの期間で元がとれるかが分かると思います。