日本で太陽光発電はどのくらい普及しているんでしょうか?一年に何戸の家が設置しているとか、新築の何割に設置しているとか、そういうデータはありますか?
直近のデータとして、全国で太陽光発電が何戸に設置されているかは、正直なところを把握する手段はありません。
そこで確実なデータとして参考になるのは、J-PEC(太陽光発電普及センターが毎年公表している数字ということになります。
ただし、これは国の太陽光発電補助金が対象ですから、補助金を受けないで太陽光発電を設置した家庭は含まれていません。
さらに平成27年3月からは、国からの補助はないので、データは平成27年2月末までとご理解ください。
では、平成26年度からの数字を見ることにします。
平成26年4月~6月の全国合計は、62,284件、同年7月~9月が、49,632件、同年10月~12月は、18,860件、平成27年1月~2月は少なく401件となっています。
これを合計しますと平成26年4月~平成27年2月の総合計は、131,182 件になります。
ちなみに平均ワット量は4.56kWとなっています。
ちなみに、平成23年度には、申込件数は246,221件とのことですから、この辺りから推察すると平成23年~26年では、100万戸くらいの家庭が太陽光発電を導入していると考えられます。
この数字を多いと見るか少ないと見るかはまさに個々の考え方次第と言うことになります。
全国の総世帯数は膨大な数になりますが、その中にはアパートやマンションも多いので、一概にその数字を太陽光発電の設置件数に当てはめることはできません。