たしかに発電に関して言えば、太陽光発電は環境にやさしいを言えると思います。
しかし、パネルを製造する時、多大な電気を使いますよね？また廃棄する時も環境になんらかの影響を与えますよね？そういうことを考えると、導入に躊躇します。
トータルで考えて、本当に環境にやさしいのかどうかを教えてください。
太陽光発電のパネルが環境破壊をするという問題は、議論の余地があります。
確かに、太陽電池やその他の太陽光発電システム機器類を製造する際に必要な電気が火力発電や原発の電気であるとすれば、間接的にCO2を排出していることになります。
これを理由に太陽光発電は環境に良くないという説があります。
しかし、考えてみますと、これらの太陽光発電関連機器類を製造するための電気の量は、稼働する太陽光発電が生み出すクリーンな電気と比べれば、極めて僅かな量だと言えます。
ですから、総合的、大局的な見地から見れば、太陽光発電が地球環境保全に役立つことは間違いなさそうです。
また、廃棄処分をされても有害な物質がないため、原発のような放射能廃棄物のリスクは皆無です。
このようなことから、やはり太陽光発電は環境に優しい発電システムだと言え、一部の太陽光発電は環境に良くないという説には信憑性が疑われます。
ちなみにこの種の因果関係を数値に置き直したサイクルの計算結果がありますが、それによりますと、例えば火力発電で排出されるCO2を1としますと、太陽電池製造時のCO2排出量は0の次にコンマがふたつもつくような僅かな量だとのことですから、世界各国で太陽光発電の導入が推進されているのです。
