発電容量を決める意味がわかりません。
家電製品の消費電力の合計を出せば、発電量というものはわかりますか?
冷蔵庫の消費電力はメーカーや型によって異なりますが、150~600W程度です。
そのため、冷蔵庫の電力を太陽光発電システムで賄おうとした場合は、1kW(1000W)を発電できればよいでしょう。
家電製品の消費電力は、製品のラベル等に表記されていたり、マニュアルに表記されているため、確認してみてください。
しかし太陽光発電システムは、太陽の光によって発電するため、天候などによって発電量は大きく左右されます。
曇りの日でも発電できる太陽光発電パネルを使用した場合は、曇りの日でも発電量を確保できますが、雨の日の場合は発電量を確保することは難しくなります。
なお、設置容量が10kW未満の住宅用太陽光発電システムは、作り出した電力を住宅で使用するだけでなく、余剰電力を電力会社に売電することができます。
そのため一定の電力量を確保できる太陽光発電システムを導入したり、住宅内で無駄な電力をカットして省エネを心がけることによって導入費用を売電収入で償却することも視野に入ります。
太陽光発電システムのメーカーには、設置容量や地域などを指定して、発電量の見込みを算出できるシミュレーションサイトを用意しているところがあるため、どのくらいの設置容量でどのくらいの発電量が見込めるのか確認してみてください。