訪問販売で騙されたという話がありますよね。
詐欺とか手抜き工事とか、そういう事件はよくあるんですか?どうやって防げばいいんでしょうか。
太陽光発電には、太陽光パネルやパワーコンディショナーその他の機材を販売する会社と、それを屋根の上など所定の場所に設置する施工会社のふたつの分野があります。
そこにメーカーがある、いわば三位一体の製品と言えます。
販売と施工はこのように分かれていますが、この両方をおこなうのが販売施工会社で、機材の販売から売電の連系までを一貫して責任を持っておこないます。
このような会社なら問題はないのですが、ご質問のうちの手抜き工事は時として施工だけをおこなう業者などに見受けられようです。
また、施工業者の詐欺は、例えば施主が機材を用意する場合に、工事を請け負って前金をとり、そのまま雲隠れをすることですが、このようなことはあまりないようです。
と言いますのは、施主が機材だけを単独で購入することはないからで、通常の場合は販売会社(業者)との契約の時点で、施工の契約もするからです。
販売と施工が別々なのが好ましくない最大の理由は、販売会社が下請け的な施工業者と提携している場合で、工事を安く請負った施工業者は利益を確保するために、材料の品質を下げたり、雑な工事で済まそうとすることがあるからです。
太陽光発電は必ず信頼できる販売施工一体の会社から購入することが大切です。