太陽光パネルの大きさも分からないのですが、狭い屋根にも太陽光パネルは設置できますか?
住宅用太陽光発電システムでは、屋根に太陽光発電パネルを設置します。
そしてパネルの設置状態によって発電量は大きく異なります。
例えば屋根が真南のときの発電量を100とすると、東向きは85、西向きは85、北向きにいたっては66になってしまいます。
また太陽光発電パネルの発電量は日照時間によっても大きく異なります。
日照時間の少ない地域に比べて日照時間の多い地域の方が発電量は大きくなります。
太陽光発電システムの発電量は、パネルの性能によっても異なります。
太陽光発電パネルは熱にあまり強くなく、夏の晴れた日などは電力が損失します。
そのため、夏場に気温が高い地域の場合、熱に強いパネルを導入すれば発電量を確保できますが、そうでない場合は、日照時間が長くても夏場は発電量が確保できない場合があります。
発電量を確保するためには地域など状況にあったパネルを使用することが大事です。
太陽光発電システムのメーカーでは、屋根の向きや設置容量などによって発電量や売電収入、軽減できる電力料金の見込みをシミュレーションできるサイトを用意しているところがあります。
そうしたシミュレーションサイトを利用して電量や売電収入、軽減できる電力料金の見込みを算出し、判断材料にするという手もあります。