住宅用太陽光発電システムの設置容量は、この容量がよいといった決まりはありません。

住宅内のすべての電力を太陽光発電システムで賄うことができるかどうか、そのときの設置容量はどのくらいにすればいいかは、住宅のある地域や、住宅で使用する電力量などによって異なります。

住宅用太陽光発電では、発電した電力を住宅の中で使用し、余った電力を電力会社に売ることができます。

しかし、太陽光発電システムは、日照時間によって発電量が異なるため、一日中雨だったり、日照時間が少ない場合は、住宅内で使用する電力を太陽光発電システムで作りだした電力ですべて賄うことができなくなり、このような場合は電力会社から電力を購入して不足分を賄うことになります。

太陽光発電システムで十分な発電量が得られない場合の電気代の節約に便利なのが蓄電池です。

蓄電池に電力を溜めておけば、そこから電力を供給することができますし、電力会社から電力を購入しなければならない場合も、電力料金の安い深夜に蓄電池に電力を溜めておくようにすれば電気代の節約にもなります。

太陽光発電システムのメーカーの中には、地域や太陽光発電システムの設置容量を指定して、発電量と電力を売ったときの収入の見込みをシミュレーションできるコンテンツを用意しているところがあります。

そのようなコンテンツを使って、目的にあった設置容量を確認してみてはどうでしょうか。