農地で太陽光発電をはじめる前に地元の農業委員会などで、その農地の種目を確認されることをお勧めします。

場合により農地以外に使用許可が下りないことがあります。

ところで、農地の種目についての前に知らなければならないのが地目で、地目とは、不動産登記法により登記所（法務局）の登記官が、その土地を判別した上で認定した土地の用途です。

地目は宅地をはじめとして山林や田、畑等細かく23に分かれています。

厳密に言いますと、農地という地目は実はないのです。

したがって「田、畑などの農地」という表現になります。

一般に農地と呼ばれる土地は、その土地権利の移転や住宅建築などになると、農地法や都市計画法などという別の法律での制限があります。

この別の法律では農地の宅地への転用、あるいはその逆の場合などに適用されますが、この転用あるいは地目変更が認めらる時と認められない時があります。

地目変更や登記所の判断によりますから、まずは所轄の登記所で、詳しく説明をして結論を待つことが必要です。

もしかすると案外すんなりと農地の転用が認められるかも知れません。

なお、23もある地目の中に太陽光発電所という地目は存在しないことを付記しておきます。