太陽電池が葉っぱなどに覆われるとどうなりますか?
太陽光発電の表面は太陽光を受光して発電しますから、葉っぱで覆われてしまうと発電ができなくなります。
そのようなことが無いように太陽光パネルの表面には葉っぱが付着しにくいようになっていますし、風や雨で汚れや埃が除去されるような設置傾斜になっています。
しばしば住宅街などで見受ける光景に、隣の敷地の落葉樹から季節がくると落ち葉が乱舞して自宅の庭が落ち葉だらけになるのを黙々と掃除している人がいます。
ところが、では、屋根の上はさぞかし葉っぱで一杯かといいますと、そうではないようです。
考えられるのは、隣の葉っぱが自宅の庭に積もるのは、風が葉っぱを運ぶからです。
その風は地面では緩やかに吹きますが、屋根の上ではかなり強く吹いています。
そのため、庭に落ちてくる量ほどの葉っぱが屋根に積もることはないでしょう。
ただし雨が降ると落ち葉が太陽光パネルの表面に付着することがあるかも知れません。
そのような場合は太陽光パネルの表面を掃除する必要がでてきますが、今までの事例ではそのようなトラブルは無いようで、これは太陽光パネルが傾斜角をつけて設置されていることと、ゴミが付着しにくい表面加工がなされていること、さらに雨で汚れが自然に流れ落ちることで、葉っぱに覆われるような事態が発生しないからです。