うちの屋根には午後2時ごろ影がかかるんですが、影がある場所は太陽光発電に向かないと聞きました。
設置は無理ですか?
屋根の上の影が太陽光発電の敵であることは事実です。
しかし、この場合の2時頃の影がそのあとも続くのか、そうでないかにもよります。
また、影があっても、その部分以外は発電しますし、影に強い太陽光パネルもあります。
さらに詳しく解説しますと、例えばCIS系の太陽光パネルでは、「影に強い」ことを売りにしている場合があります。
これはまさに太陽光パネルの一部が影になっても、その部分以外の発電に影響を及ぼさない仕組みになっているからです。
しかしさすがに、屋根の上の太陽光パネル全部が影で覆われたりすると、発電はストップしてしまいます。
なお、これは曇りや雨とは別次元の話であり、曇っていても太陽光は有りますから、まったく発電しないということではないことをご承知おき願います。
逆にどのような晴天でも、太陽光パネルが影で覆われてしまうと発電できなくなります。
したがって、これから太陽光発電を導入する場合は、事前に太陽光パネルを取り付ける場所の影の有無や状況を確認しておく必要があります。
もし、大きな影が続くような場合は、残念ながら太陽光発電には不向きな条件になります。
このご質問については、影が時間とともに移動するのかが不明ですが、移動性の陰であれば、それほど心配しなくても良いのではないでしょうか。