太陽光発電の投資物件を購入しようと思いますが、現地に行ってみると東側から影がかかりそうです。
この場合、どういう基準で判断すればいいでしょうか?
この場合考えなければならないのは、まずは土地の価格です。
影になるということで相場より安ければ良いでしょう。
50kWで20年間だと税引きで実質4000万円程度の売電額とすると、できるだけ土地代は安くしたいところです。
次に、影が影響するのは晴れの日で、影が影響する時間帯に晴れている日が問題になるのであって、雨天や曇りの日はほとんど関係が無いと考えましょう。
むしろ曇りの日は、散乱光が四方八方からくるので予想以上の発電をします。
年間を通して晴れた日がどれくらいあるかと言いますと、60%~70%です。
寒冷地では霜が降りて、それが融けるまで発電しないので、この分が1日あたり2割落ちるとしても、年間を通せば12%くらいでしょう。
なお東側ということは少し気になりますが、太陽光発電は必ず南面でなければならないということではありません。
北面以外なら大概の場合は大丈夫です。
この場合、最大の注意点はその分譲物件の価格ですが、それはあくまでも太陽光発電を前提とした場合です。
お話のように山が陽が東にあるのは実際に現地を観ないことには何とも言えませんが、日中の明るさ次第ということになるでしょう。
その山があるために日中でも薄暗いという場合はCISタイプの太陽光パネルがおすすめです。