ハウスメーカーに設置をお願いしたのですが、電力の申請は自分でしかできないと言われました。
こんなことってありますか?ハウスメーカーに頼んだのが間違いだったのか……。
ご質問でのハウスメーカーの言い分は少しおかしいです。
太陽光発電に関して、ハウスメーカーであれば、担当電気工事業者が配線図を作成し、受給契約書、設備認定を電力会社へ提出という流れになります。
太陽光発電システムの購入先が太陽光発電の専門販売施工会社なら、設備認定その他の必要書類もその会社がおこないますし、もちろん申請もしてくれます。
いずれにしても、電力会社への申請は施主がおこなうという話はあり得ないと思いましょう。
なお、ここで太陽光発電システム設置の契約などの流れを説明しますと、設備認定の申請は販売店が行ないます。
次に配線図や太陽光システムの割付図面とその詳細、パワコンのJET認証書や仕様書ほかの準備をして、受給契約書と設備認定書、上記の関係書類を設置前に電力会社へ提出します。
それを受けた電力会社は技術検討に入ります。
それから太陽光発電の設置工事ですが、工事が終わった旨を電力会社へ連絡して、売電のための電力連系になりますが、これらの手続はすべて販売施工会社が代行してくれます。
連系当日は電力会社の担当者が売電メーターを設置するだけです。
これですぐに売電が開始できます。
これが通常のルーチンワークですから、ご質問でのハウスメーカーの言葉はおかしいということになるのはお分かり頂けると思います。