太陽光発電の架台には建物同等の強度がありますので、かなり強い台風や地震も、まず問題はありません。

ただし、いわゆる想定外の大災害となれば建物が崩壊しますから、太陽光発電も被害を受けます。

忘れてはならないのが、2011年（平成23年）3月11日（金）の午後14時46分18秒に発生した東日本大震災です。

このような想像を絶する大地震では、住宅が全壊あるいは半壊すると、当然ですが太陽光パネルもその配線類も機能しなくなります。

ですから、ご質問の「台風や地震がきても大丈夫ですか？」に対する回答は難しく、大丈夫だとも言えますし、大丈夫でないとも言えます。

要は、地震でも台風でも、太陽光発電を設置している家屋次第ということで、家が倒壊したのに太陽光パネルだけが安全ということはありません。

つまり、太陽光パネルを載せている架台が破損しなければ、太陽光パネルに損傷が起きる心配はないのです。

ただし、多少のズレが生じる可能性は否定できませんから、台風や地震の後で発電量が大幅に低下したりした時には、点検とメンテナンスをすることをオススメします。

太陽光発電システムのどこかにダメージを受けている可能性があり、発電量が落ちるだけでなく物理的な破損の懸念もあるからです。