使用の補償はあるでしょうが、万が一の災害破損の修理はしてもらえますか?
住宅用太陽光発電システムは太陽光発電パネルとパワーコンディショナなどの機器からなります。
太陽光発電パネルは可動部分がないことから故障が少ないことがデータ上でも実証されており、メーカーによっては長期の保障を行っているところもあります。
しかしパワーコンディショナは一般の家電製品と同様に故障のリスクがあるため、メーカーでは設置して1年後と4年後にメンテナンスを行うことを推奨しています。
また太陽光発電システムでは故障などをチェックし、修理する監視サービスなどがあり、10kW以上の産業用太陽光発電システムではよく利用されています。
太陽光発電システムは故障がなく全くメンテナンスも必要のないシステムではなく、定期的なメンテナンスが必要で、その費用がかかることを承知しておいた方がよいでしょう。
住宅用太陽光発電システムは災害時にも発電ができることがメリットのひとつですが、自然災害によって太陽光発電システム自体が破損してしまう場合もあります。
そのような危険を回避する方法として機器の設置方法を考えてみてはどうでしょうか。
パワーコンディショナなどの機器は室外用と室内用のものが用意されています。
室内用パワーコンディショナを設置した方が、室外に設置した場合よりも強風などの被害を回避できる可能性があります。