太陽光発電の売電により、50万円の利益が出ました。
この金額にかかる税金はいくらになりますか?
所得税の計算は単純で、収入-必要経費=所得の金額から所得控除の金額を差し引いて、残った分が課税される所得の金額で、これに所得税率をかけると所得税額がでます。
なお、所得税率は課税対象の所得金額」により、5~40%の範囲ですから、必要経費が0円なら、50万円-所得控除の金額×5%=所得税額です。
ただし、この場合は給与所得者ですから、所得税の確定申告をすることになります。
すなわち給与所得の金額+50万円-所得控除の金額×「5~40%」が所得税額で、所得税額から、給与で源泉徴収された所得税を差し引いた残りが、追加で納める所得税になります。
以上がこのご質問への回答になりますが、年間に50万円の売電は月平均にしますと約4万1000円になりますから、売電価格が 1kWhあたり35円で計算しますと約1200kWhになります。
これをさらに月あたり25日で割りますと、1日におよそ48kWの売電量ということになります。
1日の家庭内電力消費量のうちで太陽光発電の電気を8kW使用したと仮定しますと、この太陽光発電システムは出力が60kWhほどでなければなりません。
と言うことは、このご家庭での太陽光発電システムは7~8kW というかなり大きな規模と考えられます。