太陽光発電を導入しました。
これにより、固定資産税はかかりますでしょうか?
太陽光発電の太陽光パネルを設置するには、通常は架台を屋根などに取り付けます。
つまり、住宅と太陽光発電は別扱いになります。
したがって太陽光発電システムは住宅のように不動産には該当しませんから、固定資産税はかかりません。
しかし、屋根瓦一体式の太陽光パネルを取り付けると、住宅の一部と見なされて固定資産税の対象になります。
また遊休地などを利用する太陽光発電は、固定資産税の対象になりますが、一方でグリーン投資減税という特典もあります。
ここで一応グリーン投資減税についての説明をしますと、その規約は「青色申告書を提出する個人及び法人が、対象設備を取得し、かつ1年以内に事業の用に供した場合に、取得価額の30%特別償却(一部の対象設備については即時償却)又は7%税額控除(中小企業者等のみ)のいずれかを選択し税制優遇が受けられる」とされています。
さらに、「普通償却に加えて、基準取得価額(計算基礎となる価額)の30%特別償却及び即時償却」とありますが、太陽光発電設備の即時償却は平成27年3月31日で終了していますので、念のためこのことを申し添えておきます。
ちなみに風力発電に関しては、継続しているようです。