寿命などにより撤去が必要な時期がいつかは来ます。
その場合、どのような手続きが必要で、いくらぐらいかかりますでしょうか?
太陽光発電の撤去費用として必要なのは、屋根の上から架台とパネルを下す作業費その他で、足場を組んだりしますから、金額は業者によりまちまちですが、大体設置した時と同額に費用になります。
また取り外した太陽光パネルはリサイクル用になりますが、これも産業廃棄物扱いになり、費用が発生します(1枚1200円程度)。
パワーコンディショナ―やパワーモニターは粗大ごみ扱いになります。
これを、太陽光パネルが20枚のケースを例にしますと、約4kW規模の太陽光発電システムと考えられます。
そうなると、産業廃棄物の処理費用の実費は2万4,000円程度になります。
また、架台とパネルを屋根から下す作業は、その作業員の数次第ということになり、これもケースバイケースになります。
さらにパワーコンディショナ―などの粗大ごみ処理費用は多額ではありませんが、実費が必要になります。
こうして見ますと、大体足場を組むような作業費(例えば屋根業者など)が提示する作業費と同じ程度にプラス産廃処理と粗大ごみ処理費(実費)が太陽光発電の撤去費用と言うことになります。
なお、リサイクル用だからいくらかの値段で太陽光パネルが売れるということは無いと考えてください。