屋根のスペースは広くはないのですが、どれくらいのスペースがあれば、設置可能ですか?
太陽光発電システムの設置容量については目的に合わせて判断するのがよいと思われます。
例えば昼間に電力消費が大きく、そのため電力料金を軽減したいといった目的の場合、設置容量が小さくても設置する意味はあると思われます。
太陽光発電システムのメーカーの中には、地域や屋根の向き、設置容量といった条件で発電量を算出できるコンテンツを用意しているところがあります。
そのようなコンテンツを利用してどのくらいの発電量が見込めるのか、どのくらいの電力料金を軽減できるのかを確認してみてはどうでしょうか。
なお太陽光発電システムの設置容量が小さいときに確認しておきたいのが導入費用です。
住宅用太陽光発電システムでは、余剰電力を電力会社に売って収入を得ることができますが、設置容量が小さければ、それだけ売電収入も小さくなります。
そのため導入費用の償却などは検討できない場合もあるため、発電量の見込みなどを確認しておきましょう。
もうひとつ確認しておきたいのが補助金です。
太陽光発電システムの導入には大きな費用がかかるため補助金をうまく使いたいものですが、地方自治体などで行われている補助金制度では設置容量が小さいとき、補助金の対象とならない場合があります。
補助金を利用できるかどうか確認してみましょう。