屋根一面にパネルを載せたいのですが、それは出来ないと言われました。
なぜですか?いっぱい載せた方がお得だと思うのでなんとかそうしたいのですが……。
ご質問のように売電量を増やすためなどの目的で、太陽光パネルを屋根一杯に敷きつめたいという気持ちは分かりますが、太陽光パネルを設置する際には屋根の雨漏りに対する長期保証が必要になるため、台風などの強風による太陽光パネルの脱落やめくれを防止するため、軒先と妻側の瓦の端から一定の距離を開ける必要があります。
これはメーカーの説明書にも記載されていて、それを無視することは構いませんが、あとで何かあった時にそれが原因だと保証の対象にならない場合もあるようです。
やはり太陽光パネルはメーカーの指示通りの設置が好ましいと言えます。
ご近所の住宅は目一杯に太陽光パネルを敷き詰めているとのことですが、そのお宅ではこれを承知の上でそうしたのでしょう。
ハウスメーカーはこのような設置に関する保証はつけないと思います。
と言うか業者が屋根一杯には取り付けるのに同意しないでしょう。
それは万一雨漏りなどがあった時の責任の所在が曖昧になるからです。
ただし施主から責任を追及しないという確約があればその限りではないと思います。
しかし雨漏りその他太陽光パネルの設置が原因のトラブルが無いとは言い切れませんからメーカーの指示通りの設置が無難だと思います。